品質
電気製品の認証においては、"認証を経済的・効率的に行うためには、部品・材料の事前登録は不可欠なもの"との認識が世界の常識となっております。
しかしながら、イルミネーション商品には登録がなされていないものが多々あります。
弊社の商品は日本で2社しかない正式なIP65~IP67、Fマーク認証、PSEマーク認証を受けた商品ですので安心してイルミネーションを楽しむことができます。
商品の評価試験報告書抜粋
評価規格
- JIS C 0920:2003
- IP5X(カテゴリー2),IPX4,IPX5
検査対象
- LEDイルミネーションストレートタイプ
- LEDイルミネーションネットタイプ
- LEDイルミネーション電源コード 点滅タイプ(ストレート・ネット共通)
製品概要
連結された各LED球について、品質は株式会社モデストにて工程管理しており、すべてのLED球において個体差が無いことを前提として、カーボン抵抗有、無の2つのLED球をランダムに選定し確認作業を実施した。
検査結果
合格
検査内容と結果
IP5X (13.4, 13.5項) 機器の動作及び安全性を阻害する量のじんあいの侵入がないこと
【保護の定義】
この試験は、規格書に示すじんあい試験装置を使用して試験を行い、安全を阻害する量のじんあいの堆積がない事を確認する。
【試験条件】
下記の条件に従いカテゴリー1又はカテゴリー2の試験を行う。
- ・カテゴリー1:内部機器の通常の使用時に、熱サイクル効果などによって外郭内が外気に対して負圧になるもの
- ・カテゴリー2:外気に対して気圧の差がないようにできているもの
- ※ 製品にAC100V/60Hzを印加し、点灯状態にて試験を実施した。
試験前のイルミネーション機器の写真
【試験結果】
- サンプルへのじんあいの侵入があったか。 → 無
- 内部器具の正常な動作及び安全性を阻害するおそれがあるじんあいの堆積あったか。 →無
- 面距離を確保している場所にトラッキングを生じる恐れがあるじんあいの堆積があったか。 →無
- PX4 (14.2.4項) 機器に対するあらゆる方向からの飛まつの影響
【保護の定義】
サンプルの全表面へ散水ノズルを使用し、それに耐える外郭を備えるかを確認する。
※ 製品にAC100V/60Hzを印加し、点灯状態にて試験を実施した。
【試験結果】
- サンプルへの水の浸入があったか。→ 無
- サンプルへの水の浸入が認められた場合は下記を参照する。
- 内部器具の正常な動作及び安全性を阻害するおそれがある水の量であったか。 →無
- 沿面距離を確保している絶縁物表面にトラッキングを生じる恐れがある水が付着していたか。 →無
- 通常ぬれた状態で運転するよう設計されていない充電部や巻き線部分まで水位が達していたか。 →無
- 電線の近傍や電線の導入孔部に水の滞留があったか。 →無
IPX5 (14.2.5項) 機器に対するあらゆる方向からのノズルによる噴流水の影響
【保護の定義】
サンプルに対して実際に水がかかると思われる全ての方向から標準試験ノズルを使用して放水し、それに耐える外郭を備えるかを確認する。
※ 製品にAC100V/60Hzを印加し、点灯状態にて試験を実施した。
【試験結果】
- サンプルへの水の浸入があったか。 → 無
- 内部器具の正常な動作及び安全性を阻害するおそれがある水の量であったか。 →無
- 沿面距離を確保している絶縁物表面にトラッキングを生じる恐れがある水が付着していたか。 →無
- 通常ぬれた状態で運転するよう設計されていない充電部や巻き線部分まで水位が達していたか。 →無
- 電線の近傍や電線の導入孔部に水の滞留があったか。 →無
試験後のイルミネーション機器の写真
水の浸入なし | 水の浸入なし | 水の浸入なし |
検査内容と結果
IP5X (12.2項) 直径1.0mmの接近検査用プローブの侵入
【保護の定義】
規格書に規定されている接近度検査用プローブがサンプル内部に侵入することなく、かつ適正空間距離が確保されている事を確認する。
【試験結果】
- サンプル内部への接近度検査用プローブの侵入があったか。 →無
- 接近度検査用プローブと危険部分との間に適正空間距離が確保されているか。→ 有
試験前のイルミネーション機器の写真
試験後のイルミネーション機器の写真
粉じんの浸入なし | 粉じんの浸入なし | 粉じんの浸入なし |
IPとは
規定されている保護等級やそれに付随する付加的事項をコード化したものである。「IP」で始まる4文字から6文字で記載される。
例えば「IP68」と記載されている場合、第一特性数字である「6」は固形物に対する保護等級を、第二特性数字である「8」は水に対する保護等級を示している。また、どちらかの保護等級を省略する場合は「X」を記載する。「省略される=無保護」ではないところに注意が必要である。
IPコードの表示
※外来固形物に対する保護等級とは、いわゆる「防塵」についての保護等級である。6級以外は何らかの固形物が内部に侵入することになる。
第一特性数字説明
外来固形物に対する保護 保護等級 | ||
第一特性数字 | 要約 | 定義 |
---|---|---|
0 | 無保護 | - |
1 | 直径50mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。 | 直径50mmの球状の、固形物プローブの全体が浸入してはならない。 |
2 | 直径12.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。 | 直径12.5mmの球状の、固形物プローブの全体が浸入してはならない。 |
3 | 直径2.5mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。 | 直径2.5mmの固形物プローブが全く浸入してはならない。 |
4 | 直径1.0mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。 | 直径1.0mmの固形物プローブが全く浸入してはならない。 |
5 | 防じん形 | じんあいの浸入を完全に防止することはできないが、電気機器の所定の動作及び安全性を阻害する量のじんあいの浸入があってはならない。 |
6 | 耐じん形 | じんあいの浸入があってはならない。 |
第二特性数字説明
水に対する保護 保護等級 | ||
第ニ特性数字 | 要約 | 定義 |
---|---|---|
0 | 無保護 | - |
1 | 鉛直に落下する水滴に対して保護する。 | 鉛直に落下する水滴によって有害な影響を及ぼしてはならない。 |
2 | 15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴に対して保護する。 | 外郭が鉛直に対して両側に15度以内で傾斜したとき、鉛直に落下する水滴によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 |
3 | 散水(spraying water)に対して保護する。 | 鉛直から 両側に60度までの角度で噴霧した水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 |
4 | 水の飛まつ(splashing water)に対して保護する。 | あらゆる方向からの水の飛まつによっても有害な影響を及ぼしてはならない。 |
5 | 噴流(water jet)に対して保護する。 | あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 |
6 | 暴噴流(powerfull jet)に対して保護する。 | あらゆる方向からのノズルによる強力なジェット噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 |
7 | 水に浸しても影響がないように保護する。 | 規定の圧力及び時間で外郭を一時的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。 |
8 | 耐じん形 | 関係者間で取り決めた数字7より厳しい条件下で外郭を継続的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。 |
Fマークについて
電線,ケーブルはその用途,使用方法を誤まると寿命が短くなるばかりか、重大な災害を発生する場合があります。電気製品の認証においては、"認証を経済的・効率的に行うためには、部品・材料の事前登録は不可欠なもの"との認識が世界の常識となっております。
しかしながら、イルミネーション商品にはFマークの登録がなされていないものが多々あります。
弊社の商品は電球からケーブル、コントローラーまでFマーク認証を受けた商品ですので安心してイルミネーションを楽しむことができます。
PSEマークについて
電気製品の安全性について規制する法律「電気用品安全法」。この法律によって、平成13年4月より、電気製品の製造・輸入事業者は、法律にしたがい「PSEマーク」といった安全マークを必ず表示することが義務付けられました。
もちろん弊社の商品は電球からケーブル、コントローラーまでFマーク認証を受けた商品ですので安心してイルミネーションを楽しむことができます。